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<吾妻山>立ち入り規制解除 噴火警戒下げ

立ち入り規制の看板を撤去する福島県職員ら

 福島県と山形県にまたがる吾妻山(吾妻連峰)の噴火警戒レベルが1(活火山であることに留意)に引き下げられたことを受け、福島県と福島市は19日、一切経山(1949メートル)周辺の立ち入り規制を表示していた看板を取り外した。
 県と市の担当者が同日午前、浄土平ビジターセンター周辺や登山道入り口などに設置していた看板やバリケードを撤去した。大勢の登山客が、規制が解除された登山道を歩いて一切経山の山頂を目指した。
 名取市の自営業広島義晴さん(62)、るみ子さん(59)夫妻は「入山規制前に山頂から眺めた(火口湖の)五色沼の美しさが忘れられなかった。解除初日に入山でき、とても幸運です」と話した。
 引き下げに伴い、磐梯吾妻スカイライン(高湯温泉−土湯温泉)の夜間通行止めも19日に解除された。一切経山の大穴火口では火山ガスの噴出が続き、県と市は火口に近い「直登ルート」の立ち入りを禁止する自主規制は継続する。
 吾妻山の警戒レベルは2014年12月、2(火口周辺規制)に引き上げられていたが、噴火の兆候は認められなくなったとして仙台管区気象台は18日、警戒レベルを1に引き下げた。


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2016年10月20日木曜日


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