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<長沼ボート場>森会長 間接的に否定

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は20日、東京都内であった国際会議で講演し、大会で整備する選手村について「世界中の選手が集まり、胸襟を開いて語り合い、未来を考える場。原則的に分村を避けるのが良い」と述べた。
 小池百合子東京都知事はボート、カヌー・スプリント会場について、選手村の分村が必要な宮城県長沼ボート場(登米市)に変更する案を検討している。森氏の発言は、変更案を間接的に否定した形になる。
 森氏は大会が掲げる東日本大震災からの復興の理念にも触れ、「忘れたことはひとときもない。旧国立競技場の聖火台は石巻市にある。宮城の皆さんに少しでも五輪への関心を持ってもらいたい」と強調。東北に加え、熊本地震の被災地を含めた聖火リレー実施に意欲を示した。
 国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長も同会議で講演。被災地での競技開催について「日本で人気の野球・ソフトボールを開催するのも一つの案。大会が地域再生に貢献することを願う」と述べた。ボート、カヌー・スプリント会場には言及しなかった。


2016年10月21日金曜日


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