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<にゃんとワンポイント>習性理解し環境整備

譲渡会の会場で飼い主の到来を待つ子猫=仙台市宮城野区の市動物管理センター

 「猫はどんなに小さくても最高傑作である」(レオナルド・ダビンチ)。かのダビンチにさえもこう言わしめる猫とは、どんなに魅力的な動物なんでしょう。猫の魅力に引かれ、これから家族に迎え入れようとしている皆さんに、いくつか準備してほしいことがあります。まずは、飼い主としての心の準備です。
 猫とは10年以上の歳月を共に暮らすことになると思います。その間、もちろん得られる喜びは計り知れません。と、同時に飼い主としての明確な責任が発生します。

◎迎え入れる準備

 具体的には、ご飯、排せつ物の処理、日頃の健康チェック、病気の予防、安全管理などです。これらには当然出費も伴います。自分の時間やライフスタイルにも多少の犠牲が出るでしょう。それでも飼うと決断すれば、次は猫との生活を始める環境の準備です。
 猫の習性、特性を十分理解し、ライフステージに則した環境を整えなければなりません。キャットフードはドライタイプとウエットタイプがあり、それぞれ世代別に種類があります。最初は容量が少ないものを購入するといいでしょう。
 トイレのしつけは必要ありません。猫は「トイレ砂」があれば、その場をちゃんとトイレと認識します。
 ベッドはタオルや着古したフリースなどでも構いません。子猫の場合は温度管理が特に重要なので、寒い時季には湯たんぽを用意してください。
 いよいよ運命的な猫との出合いです。ショップ、ブリーダーからの購入もいいですが、猫種にこだわりがなければぜひ宮城県や仙台市の動物愛護施設、保護団体による里親募集の情報などもチェックしてみてください。「しっぽのある家族」が待っていますよ…。
(伊達の街どうぶつ病院院長 伊東則道)


2016年10月21日金曜日


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