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<自殺中2写真>賞撤回 市長が遺族に謝罪

葛西りまさんの遺族と面会後、記者の質問に答える青森県黒石市の高樋憲市長=20日午後、青森市
コンテスト入賞写真に写る葛西りまさん。撮影の10日後に自殺した(遺族提供、画像の一部を加工しています)

 青森県黒石市の写真コンテストで市長賞に内定した作品に、いじめ被害を示唆する遺書を残して8月に自殺した青森市浪岡中2年の葛西りまさん=当時(13)=が写っていたとして主催団体が内定を取り消していた問題で、高樋憲黒石市長らは20日、遺族宅を訪問し、一連の対応を謝罪した。
 市長は謝罪後、取材に応じ「今回の件について心からおわびした。経緯の説明をもっとしっかりするべきだった」と話した。
 葛西さんの父(38)は謝罪を受け入れ、「最初から今回のような説明をしてほしかった。今後はこういったことがないようにしてほしい」と語った。
 市長と遺族によると、写真の撮影者が「自分ではなく葛西さんに賞を受け取ってほしい」と要望。市側が撮影者の意向を伝え、遺族が了承した。写真は遺族提供として、黒石観光協会のホームページと11月に黒石市で開かれるイベントで公開されるという。
 葛西さんは8月25日、青森県藤崎町のJR奥羽線北常盤駅で列車にはねられ死亡した。スマートフォンのメモに「二度といじめたりしないでください」などと書いた遺書を残していた。


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2016年10月21日金曜日


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