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<台風10号>久慈の琥珀復興照らす

久慈琥珀が出張販売している宝飾品

 台風10号豪雨で被災した岩手県久慈市の久慈琥珀(こはく)が、一関市内で出張販売を始めた。中心商店街に甚大な被害が出た地元の復興を後押ししようと、岩手県内外で応援フェアを展開している。
 世嬉の一酒造の飲食施設内で、琥珀を使ったネックレスなどの宝飾品や万年筆など約1000種類を販売。アンチエイジングに効果的とされる久慈産琥珀の特殊成分を用い、岩手大と共同開発したメーク落としもそろえた。24日まで。
 久慈市の琥珀は埋蔵量日本一で、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」にも登場した。台風10号豪雨で、世界最古年代の約8500万年前の地層を掘る採掘場が土砂で埋まり、復旧の見通しは立っていない。
 在庫の原料や製品は被災を免れ、同社は出張販売で得た売り上げの一部を久慈市に寄付することを決めた。これまで東京と奥州市で応援フェアを開いた。
 同社販売担当の釜石将さん(23)は「採掘再開は先になりそうだが、琥珀への興味から久慈を訪れる人が増え、復興が進むことを望みたい」と話した。


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2016年10月21日金曜日


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