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町課長が酒気帯び自転車運転 注意無視

 宮城県大和町の50代男性課長が9月、地区運動会の懇親会後、酒気を帯びた状態で自転車を運転、住民から注意を受けた後も運転を続け、訓告処分を受けていたことが21日分かった。同町では4月、酒気帯び運転などの容疑で町職員が逮捕され、停職1年の懲戒処分を受けたばかり。相次ぐ不祥事に町役場内の綱紀の緩みを問う声が上がりそうだ。
 町総務課によると、課長は9月4日夜、地区運動会の懇親会に出席し飲酒。懇親会終了後、自転車に乗って帰宅しようとしたところ、住民から「自転車も車両。酒を飲んで運転してはいけない」と注意を受けたが制止を聞かず、そのまま自転車に乗って帰宅した。
 住民からの相談を受け、町が課長に聴取したところ「自転車が車両という認識はなかった」と話したという。
 自転車は道路交通法上、軽車両とされ、酒酔い運転をした場合、5年以下の懲役または100万円以下の罰金という罰則規定もあるため、町は9月16日付で課長を訓告処分とした。町総務課は「訓告は懲戒処分に当たらないので、公表しなかった」としている。
 同町では4月8日、酒気帯び運転の疑いで40代の男性係長が逮捕され、仙台簡裁から罰金70万円の略式命令を受けたほか、14年9月には別の町職員が酒気帯び運転で停職処分になっている。15年12月には職務怠慢などを理由に町職員3人が懲戒処分になった。
 不祥事がやまない状況について浅野元町長は「信頼回復に向けて役場を挙げて取り組んでいる中で起きた今回の件は残念。今後は一層、気を引き締めて努力していきたい」と話した。


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2016年10月22日土曜日


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