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食物アレルギーで私学向け研修会 専門医が説明

 宮城県名取市の私立幼稚園で7月に小麦アレルギーの女児が急性アレルギー反応を起こした問題を受け、県は11月7日、私立の幼稚園、小中学校、高校、特別支援学校の教職員を対象にアレルギー研修会を開く。
 アレルギー専門医を講師に招き、アレルギー物質を除いた食事の提供方法の説明、緊急時に投与して症状を緩和するアドレナリン自己注射薬の実習をする。
 県が9月中旬に私立196校に実施した緊急アンケートで、対応マニュアルを備えているのは5割程度だった。女児が急性反応を起こした幼稚園でもマニュアルがなかった。園長は「初歩的ミスを犯した。マニュアルをつくり職員の役割分担を定めていく」と話す。
 県私学文書課は「複数回のチェックを行うことが大切」と説明する。女児の父親は「食物アレルギーの子どもを大人が支える環境をつくってほしい」と望む。
 幼稚園などによると、女児は園が仙台市内の小売店で購入し、提供したパンを食べて一時意識低下を起こした。園側が食品表示や店員への確認を怠り、米粉パンではなく誤って小麦入りを与えた。


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2016年10月22日土曜日


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