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<楽天>福田コツコツ 粘りの打撃で定着狙う

「来季は1軍定着したい」と意気込む福田=18日、宮崎市

 東北楽天の福田将儀外野手が、宮崎県での秋季教育リーグ(フェニックス・リーグ)で、しぶとい打撃を身に付けようと奮闘している。大卒3年目の来季に定着を狙う外野手の3枠には、残留見通しのペゲーロ、ペレスの両助っ人に、ベテランの松井稼、中堅の聖沢、島内、岡島らライバルがひしめく。それだけに独自のスタイルを確立してアピールする考えだ。
 秋季教育リーグではチャンスメーカーの2番と、走者を置いた状況が多い5、6番で起用されてきた。9試合で打率3割4分4厘、1本塁打という上々の結果に、河野2軍打撃コーチは「直球に強く、勝負強さもある」と持ち味を認める。その上で「打順ごとに違う役割をこなし、打撃スタイルの迷いをなくしてほしい」と適応力の向上を願う。
 今季は開幕1軍スタートし、2番などで先発出場を重ねた。2番中堅で先発した4月9日の日本ハム戦では、本塁打を含む2適時打4打点に2犠打と大技小技で貢献した。高卒新人オコエの台頭もあり、6月の交流戦途中で2軍に降格すると1軍復帰はなく、出場36試合で打率2割、2本塁打、8打点の成績だった。
 つなぎ役としての先発のほか、犠打要員での代打もあった。だが福田は積極的な打撃を持ち味にしており、「打ちたいという気持ちと求められる役割の間で葛藤があった」と振り返る。
 この秋、「相手投手が嫌がる打者を目指したい」と思い立った。変化の一つがバットの握り方。指2本分短く握る持ち方に変えた。小さく鋭い振りで球を捉える確率を上げようと狙う。「自分はパワーのある外国人とは違う。こつこつとファウルで粘り、球数を多く放らせたい」と考える。
 11月1日に始まる秋季キャンプ(岡山県倉敷市)でも「練習の量を増やし、打撃の質を上げたい」と必死に取り組む構えだ。(佐々木智也)


2016年10月22日土曜日


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