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<全町避難>福島・富岡「帰還準備ほぼ整う」

 東京電力福島第1原発事故で全町避難する福島県富岡町の「帰町検討委員会」は21日、町内の生活環境整備の進み具合などから「帰還開始の準備はおおむね整っている」との評価を町に報告した。町は2017年4月を目指す帰還開始時期の判断材料とする。
 除染対象地域全体の空間線量率の平均値が低減したことや、富岡消防署の24時間常駐化などを挙げ、安全面で前進したと説明。生活環境面では、診療所が開所し、コンビニエンスストアも2店舗オープンしたほか、商業施設整備なども進んでいることを評価した。
 早期の町内生活を望む町民が戻るための環境について「おおむね整っている」とした一方、継続的な追加除染など一層の放射線量低減を課題として指摘。避難指示解除後も町外で生活せざるを得ない町民に対する支援強化なども求めた。
 町は来月5日から東京都などで開く町政懇談会で内容を説明する予定。


2016年10月22日土曜日


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