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<ベガルタ>完勝 ハモンロペス10得点目

仙台−神戸 前半39分、仙台・ハモンロペスが右クロスに頭で合わせてゴールを決める(鹿野智裕撮影)

 第2ステージ第15節(22日・ユアスタ仙台ほか=9試合)仙台は神戸を3−0で下した。年間成績で勝ち点43に伸ばし11位は変わらず。第2ステージは勝ち点20とし変わらず12位。
 首位の浦和は興梠の2得点で新潟に2−1で競り勝ち、5連勝で勝ち点37としてステージ優勝へ近づいた。次節に勝つか引き分ければ優勝が決まり、年間勝ち点1位も守った。
 年間2位の川崎は広島を2−0で下し、勝ち点31で2位に浮上。湘南は大宮に敗れて年間17位以下が確定し、来季のJ2降格が決まった。残留を争う甲府は福岡に逆転勝ちして年間14位に浮上。磐田と引き分けた名古屋は降格圏の16位に後退した。鳥栖は柏を破り、FC東京は鹿島に勝利。横浜M−G大阪は引き分けた。

◎守備陣奮闘2ヵ月半ぶり無失点

 前節鳥栖戦でハットトリックと大暴れしたハモンロペスが、この試合でも主役を張った。敵陣で縦横無尽に走り回り、1ゴール、1アシストの活躍。仙台では2013年、ウイルソン以来の2桁得点を達成し、「目標だったのでうれしい。今後もどんどん得点を重ねる」と充実感を漂わせた。
 第2ステージ初の優勝に望みをつなぎたい神戸は、オウンゴールで失点した後、ギアを一気に上げた。悪い時の仙台ならば、劣勢に回る場面。だが、この日は違った。ハモンロペスが空中戦をことごとく制し、こぼれ球を拾う。そのまま大きく左右に展開し、チーム一丸で襲い掛かった。
 前半39分、梁勇基の難しい右クロスをエリア内の最も遠い位置で、体勢を崩しながら頭で得点したのも見事だが、特筆すべきは後半33分の3点目。敵の死角から猛然とゴール前に駆ける大岩へ、絶妙なクロスを届けた。
 渡辺監督は「周囲の選手との信頼関係を築き、助け、助けられることを覚えた。そこが今季、最も成長したところ」と賛辞を贈る。
 守備に目を転じれば、約2カ月半ぶりの無失点。渡部は「相手のシュートコースに体を投げ出し、神戸の嫌がる守備ができた」と胸を張った。攻守共に文句なしの完勝劇だった。(狭間優作)


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2016年10月23日日曜日


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