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釜石「グリーンベルト」 名物桜の苗木植樹

グリーンベルトに桜を植える参加者

 釜石市が津波避難路として釜石港周辺に整備中の盛り土の緑地帯「グリーンベルト」で22日、桜の植樹作業があった。約100人が参加し、盛岡地裁敷地にある国の天然記念物「石割桜」の種子から育てた苗木など74本を植えた。
 市と市民グループ「釜石に桜を植える会」が主催。本格的な植樹作業は初めてで、名物の桜がある福島県三春町や岐阜県本巣市から贈られた苗木も植えた。同会は桜並木を東日本大震災からの復興のシンボルとすることを目的に、苗木計3000〜5000本を海辺の公園などに植える目標を掲げる。
 グリーンベルトは高さ約8メートル、長さ約750メートルを整備する計画。港湾労働者らが高台に逃げる際に使用し、市街地への津波浸水も軽減させる。2018年度の完成予定で、現在は約350メートルの盛り土と芝生の植え付けが完了した。
 同会理事で釜石観光物産協会の沢田政男会長(68)は「グリーンベルトが市民の命を守りつつ、復興後の憩いの場や観光名所になることを期待したい」と話した。


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2016年10月23日日曜日


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