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復興の歴史たどる 発掘の成果750点一堂に

発掘成果を示す出土品が並ぶ企画展

 遺跡や出土品など、最新の発掘調査の成果を紹介する企画展「発掘された日本列島2016」が、秋田県立博物館(秋田市)で開かれている。30日まで。
 文化庁などが主催し、1995年から毎年全国を巡回している。秋田での開催は99年以来、2度目。
 京都府の恵解山(いげのやま)古墳で見つかった水鳥形埴輪(はにわ)や、須賀川市の稲村御所館跡で発見された中世の成人男性用烏帽子(えぼし)など、全国36遺跡の旧石器時代から近代までの出土品約750点が並ぶ。
 災害の歴史を振り返る特集展示「復興の歴史を掘る」もある。相馬市の段ノ原B遺跡では、縄文前期の地震でできた巨大な地割れに、倒壊した家屋の廃材などを投げ込んで処理した痕跡を展示している。
 同館の吉川耕太郎学芸主事は「遺跡からは災害を乗り越えようとした人々の営みがうかがえる。力強く復興を遂げた先祖の歴史をたどってほしい」と話す。
 午前9時半〜午後4時半。一般500円、高校・大学生300円、中学生以下無料。月曜休館(休日の場合は火曜休館)。連絡先は同館018(873)4121。


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2016年10月23日日曜日


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