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<ほっとタイム>触れ合い児童癒やす

ヒツジに草を与える児童

◎人気者ヒツジに感謝状

 「生い茂った草をあっという間に食べ尽くすとともに、子どもたちのアイドルとして存在感を十分に発揮されました。ここに深く感謝の意を表します」
 東日本大震災の復興工事が進む岩沼市沿岸部で市が飼育するヒツジたちに7月末、同市玉浦小の柄沢一彦校長から感謝状が届いた。校庭の一部を除草する「環境委員」の役目を果たしつつ、児童の目を輝かせてくれた点が評価された。
 ヒツジは景観改善と被災者の心の復興などを目的に、市が同校から約2キロ東の津波被災地で育てている。7月から毎週1回「登校」し、校庭で草をはみながら児童と触れ合う。
 児童もヒツジを心待ちにしている。教室であまり口を開かない子どもも「草をあげてもいいの?」と話すなど、アニマルセラピー効果が見られるという。
 「ヒツジと接する時間は児童の心も解放されているようだ」と柄沢校長。冬季は草が枯れる点が心配されるが、今後も良好な関係を続けたいと願う。
(岩沼支局・桜田賢一)


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2016年10月24日月曜日


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