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防災鍋の使い方 被災者らが学ぶ

防災鍋で作った芋煮をよそう住民

 東日本大震災で被災した宮城県名取市閖上地区で23日、炊き出し訓練が行われた。有事に備えて防災鍋の使い方を把握するとともに、住民同士が交流することで地域コミュニティーを再生しようと、同地区の町内会などでつくる「閖上の絆実行委員会」が初めて実施した。
 同市閖上公民館の仮設事務所前であった訓練には住民ら約150人が参加。事務所に置いてある直径約70センチの防災鍋を使って芋煮が作られ、参加者に振る舞われたほか、市職員による災害に関する講話もあった。
 実行委員長の今野義正さん(73)は「ハードの整備は進んでいるが、これからはソフト対策が大切だ。いざという時のために訓練をしながら、地域の絆を強めていきたい」と話した。


2016年10月24日月曜日


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