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M9地震想定 石巻1万3000人訓練

避難訓練で貞山小に集まる児童や近隣の地域住民

 宮城県石巻市は23日、東日本大震災の教訓を踏まえた総合防災訓練を行い、市民1万3000人以上が参加して日ごろの備えの大切さを確認した。
 午前9時2分に三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の地震が発生した想定で実施。大津波警報を受けて市は避難指示を発令し、実際に防災行政無線や災害情報メール配信サービスで避難を呼び掛けた。
 貞山小(児童204人)には児童や地域住民が次々と訪れ、本番さながらに要援護者の安否確認をしながら教室に誘導した。校庭や駐車場では自衛隊や町内会による炊き出し、電気自動車から給電するデモンストレーションも行われた。
 村石好男校長は「町内からの参加が多く、訓練を通じて防災に対する意識が変わったと思う。準備段階から町内会と話し合い、関係を深めることができたのも良かった」と振り返った。
 市によると、速報値で1万3390人が参加。人口に占める参加率は9.1%で、昨年の速報値より1.8ポイント上がった。市は町内会の報告も踏まえて確定値をまとめる。
 市危機対策課の担当者は「今年は学校や地区での呼び掛けを強化した。参加者が増えて良かった」と話した。


2016年10月24日月曜日


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