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<まちびらき>古里の未来 今ここから

「みんなの力で豊かな町をつくります」と誓いの言葉を述べた阿部さん(左)と佐藤さん

 東日本大震災で被災した宮城県山元町で23日あった新市街地「つばめの杜」「新坂元駅周辺」の両地区のまちびらき式典で、斎藤俊夫町長は全国から寄せられた支援に感謝しながら「復興は途上にある」と述べた。古里の未来に向け、地元の子どもたちは誓いの言葉を発表した。

 つばめの杜地区では約200人が出席して式典が行われた。斎藤町長は「魅力的な市街地が出来上がったのは全国からの支援のたまもの」と強調した上で「復興、創生に向けた取り組みは途上にあり、今後2年が正念場になる」と語った。
 町の人口は2015年国勢調査で、震災前の10年に比べ4分の1に当たる4390人が減少した。JR常磐線の相馬(相馬市)−浜吉田(亘理町)間が不通のままとなっていることなどが影響しており、斎藤町長は「12月10日の常磐線再開によってにぎわいが創出される」と期待した。
 誓いの言葉では山下中3年の阿部綺星( きらら )さん(15)と山下二小6年の佐藤瑠菜さん(12)が「震災のことを後世に語り継ぎたい」と力強く決意を表明した。
 つばめの杜地区に先立ち新坂元駅周辺地区でも式典があり、関係者約50人が参加。まちづくりに向け、決意を新たにした。


2016年10月24日月曜日


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