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<NPOの杜>その人らしく暮らす

 「ろう重複障がい」をご存じですか? 聴覚障がいに加え、視覚障がい、知的障がいなどを併せ持った障がいのことです。「三重苦の聖女」と呼ばれたヘレン・ケラーもその一人でした。
 宮城県内では、ろう重複障がい児・者の親と協力者が、NPO法人「宮城ろう重複連絡会そよかぜ広場」を設立し活動しています。
 ろう重複障がい児・者は話すコミュニケーションが難しいことに加え、併せ持つ障がいがさまざまというハンディがあります。家族以外の人との交流も不足しがちです。
 自立と社会参加を目指すろう重複障がい児・者のために、同法人は全国でも数少ない地域活動支援センター「そよかぜ広場」を仙台市太白区郡山に開設、運営しています。
 そこでは地域の人々との交流を図るための資源回収や、建設資材のテープ貼り、エコクラフトの創作活動など、個々を大事にした一対一の支援をしています。これからの目標は、将来親が亡くなっても安心して生活することができる「グループホーム」の開設です。
 地域の中でその人らしく暮らしていくには、市民の皆さんに「障がい」を分かってもらうことが必要です。
(認定NPO法人杜の伝言板ゆるる 久保美紀子)


関連ページ: 宮城 社会 NPOの杜

2016年10月24日月曜日


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