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<明治神宮野球>小野10K完投 代表決定戦

仙台大―富士大 1失点完投でチームを優勝に導いた富士大の小野

 富士大が主戦小野の力投で2年ぶりの全国切符をつかんだ。2試合で248球を投げて2失点、19奪三振。大一番での連投にも、右腕は「体に張りがある方が力が出て良い」と涼しい顔。阪神にドラフト2位指名された実力を見せつけた。
 決勝は仙台大から10三振を奪い、1失点完投。「速球が走らなかった」と言う一回に先制を許したが、打線の援護を力に、回を重ねるごとに調子を上げた。
 特に光ったのが緩急の使い分け。カーブなど変化球でカウントを稼ぎ、勝負どころで低めに最速149キロの直球をズバッと決めた。「どう抑えるかが大事だと思った」と警戒した松本も単打1本に封じた。仙台六大学きっての強打者は「速球の威力が違う」と完敗を認めるしかなかった。
 22日の1回戦で福島大(南東北大学1位)に7回9奪三振で勝利すると、連投を命じた豊田監督の信頼に応えるため、1時間以上の入念なストレッチなどで準備。多い時はブルペンで140球を投げる日頃の練習の積み重ねも生きた。
 6月の全日本大学選手権に続く全国の舞台。その時は2回戦で亜大に機動力で崩されて敗退する悔しさを味わった。「次こそ優勝を目指す。連投もいける」。最高の形でプロ入りするために、エースはフル回転をいとわない。(原口靖志)


2016年10月24日月曜日


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