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<白神山地>周辺のニホンジカ捕獲へ

 東北森林管理局(秋田市)は25日、青森、秋田両県にまたがる世界自然遺産の白神山地周辺でニホンジカの捕獲を試験的に始める。近年相次いで目撃情報があり、生態系への影響が懸念されている。
 自動撮影カメラと小型の囲いわなを青森県深浦町深浦と能代市二ツ井町の計2カ所に設置する。場所はいずれも世界遺産地域外で、捕獲の可能性や他の動物への影響を検証する。
 ニホンジカは雑食性で、ブナの樹皮を剥いだり、苗木を食い荒らしたりする可能性がある。餌が減る秋から冬にかけて周囲を移動する習性があり、同局はわなの効果を見極めた上で来年以降の対策を検討する。
 両県によると、白神山地周辺の市町村で今年は計20件、26頭の目撃情報がある。昨年10月には青森県西目屋村の世界遺産地域内で生息が確認されるなど、生息域は広がっているとみられる。


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2016年10月24日月曜日


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