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「被災の大槌知って」秋田で写真展

震災直後の惨状を伝える作品と伊藤さん

 岩手県大槌町のアマチュア写真家伊藤陽子さん(65)が東日本大震災で被災した古里を撮影した写真展「がんばっぺし大槌」が、秋田県五城目町のイオンスーパーセンター五城目店で開かれている。25日まで。
 震災直後の惨状を前にぼうぜんとたたずむ男性の姿、震災前の日常などを捉えた作品約170点が並ぶ。
 伊藤さんは大槌町で喫茶店を経営していたが、津波で自宅と店を失った。兄2人も行方不明となり、手掛かりを探しながら、コンパクトカメラや携帯電話で震災翌日から町内を撮影。これまで国内外の60カ所以上で写真展を開催してきた。
 震災当時、大槌町のホテルには五城目町民が宿泊していたが、従業員の誘導により無事だった。それ以来両町には交流があり、「縁のある場所で写真展を開催したい」と考えた伊藤さんの発案で今回実現した。
 伊藤さんは「震災直後、大槌町は道路が寸断され、報道陣がなかなか入れなかった。あまり知られていない当時の様子を多くの人に知ってほしい」と話す。
 午前9時半〜午後6時半(25日は午後3時まで)。連絡先は伊藤さん090(5840)2034。


2016年10月24日月曜日


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