宮城のニュース

<国道398号>相川トンネル貫通

最後の穴を開ける様子を関係者が見守った貫通式

 東日本大震災に伴う国道398号の復興道路整備事業が進む宮城県石巻市北上町十三浜で24日、相川トンネル(仮称)の貫通式があった。工事関係者ら約70人が出席し、掘削用の重機で穴を開けて光がトンネル内に差し込むと拍手が湧いた。
 国道398号は津波で同地区の橋が崩落。県が災害に強い道路網の構築を目指して内陸側に約1.9キロのバイパス道路を計画し、相川トンネルはその一部として6月に着工。全長222メートル、幅9.5メートルで片側1車線の道路を整備する。
 今後は道路舗装などを仕上げ、来年7月のトンネル完成を目指す。開通はバイパスが全てつながる2020年4月を予定。全体の事業費は約54億円で、復興交付金が充てられる。
 近くの防災集団移転団地3カ所には計36世帯が入居予定で、住民の交通の利便性が増し、災害時は集落の孤立を防ぐ役割も期待される。開通式では県東部土木事務所の金子潤所長が「一日も早く完成させたい」と話した。


関連ページ: 宮城 経済

2016年10月25日火曜日


先頭に戻る