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<台風10号>銀座の味に避難者舌鼓

坂田シェフ(後列左)と宮古水産高の生徒が調理したカレーを味わう避難住民

 台風10号豪雨で甚大な被害が出た岩手県岩泉町で25日、東京・銀座でフランス料理店「kansei(カンセイ)」を営む坂田幹靖シェフ(61)=宮城県栗原市出身=が炊き出しに訪れ、避難者らにカレーライスを振る舞った。
 避難所となっている小本津波防災センターで300食を調理。坂田シェフが東日本大震災以降、定期的にボランティアで授業をしている宮古市の宮古水産高食物科の生徒6人が手伝い、避難所5カ所に届けた。
 具材には同町特産の短角牛をふんだんに使った。トマトをベースにして辛さを和らげ、高齢者でも味わいやすく仕上げた。
 同町中島から避難している西倉芳江さん(79)は「本当においしい。孫のような高校生たちも一生懸命作ってくれて感動した」とうれしそうに頬張った。
 坂田シェフは「喜んでもらえてホッとした。これからも食材を送るなどして支援を続けたい」と話した。


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2016年10月26日水曜日


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