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「DNA鑑定拒否は違法」被告が国を提訴

 2007年12月、潟上市のアルバイト小林柳子さん=当時(55)=が自宅で殺害された事件で、殺人罪で起訴され、秋田刑務所に勾留中の無職速水はる被告(65)=秋田市=は25日までに、勾留中に不当な扱いをされ精神的損害を受けたとして、国に約230万円の損害賠償を求める訴えを秋田地裁に起こした。
 訴状によると、被告はDNA鑑定をしてもらうため、自身の毛髪を代理人に渡すよう願い出る書面を所長宛てに2度提出したが、理由なく拒否された。
 検察側は起訴の根拠として、小林さんの手から小林さんと被告の混合DNA型が検出されたことを挙げており、その信用性が公判の重要な争点になることからDNA鑑定は不可欠と主張。代理人との物の受け渡しを認めないのは刑事訴訟法に違反するなどと訴えている。
 同刑務所は「関係機関と協議して適切に対処する」と話している。


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2016年10月26日水曜日


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