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<避難解除>富岡17年1月 政府案提示

 政府の原子力災害現地対策本部は25日、東京電力福島第1原発事故で福島県富岡町に出している避難指示について、帰還困難区域を除いて2017年1月に解除したい意向を明らかにした。宮本皓一町長は「17年4月の帰還開始を目指すことに変わりはない」と述べ、政府案に難色を示した。
 町議会全員協議会で、対策本部の後藤収副本部長が「年明けに解除できる環境が整っている」などと説明した。町の帰町検討委員会が21日、診療所開設などを受け「帰還開始準備がおおむね整う」と評価したことなどを踏まえた。
 解除対象は避難指示解除準備区域と居住制限区域。両区域について、町は17年4月の帰還開始を目指し、商業施設の整備などを進めている。協議会終了後の取材に、宮本町長は「1月解除は全くの想定外。(4月の帰還開始という)目標をぶれることなく進めていきたい」と話した。
 政府は11月に始まる町政懇談会で示される住民の意見を踏まえ、町と協議して解除時期を最終判断する。


2016年10月26日水曜日


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