岩手のニュース

故人への思い届け 漂流ポストの手紙供養

手紙を収めたファイルに手を合わせ、供養する赤川さん

 東日本大震災などで亡くなった人への手紙を受け付ける岩手県陸前高田市広田町の「漂流ポスト3.11」に届いた手紙の供養が26日、同町の慈恩寺であった。
 漂流ポストは2014年3月、赤川勇治さん(67)が自身のカフェに開設。毎年、手紙に手を合わせて供養している。この1年間で約100通が寄せられ、合計で300通を超えた。
 「会える日が1日1日と近づいていると信じています」「1人で居る時間がつらい」
 悲しさ、後悔、追慕、近況報告…。手紙は故人への思いであふれる。3月11日付の消印で毎年送る人もいる。病気などで亡くした人への手紙も多く寄せられる。
 「供養して差し上げられ、ほっとしている」と赤川さん。「まだ、書くまで気持ちが至らない人もたくさんいると思う。(手紙に触れ)同じ思いの人がいると気付いてほしい」と話す。
 手紙は非公開を希望することや匿名も可能。宛先は〒029−2208陸前高田市広田町赤坂角地159の2、森の小舎「漂流ポスト3.11」。


2016年10月27日木曜日


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