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<福島の医療機器>ドライアイ診断 独へ輸出

エコー電気が開発した「ストリップメニスコメトリチューブ」

 事務用品加工などのエコー電気(福島県白河市)は26日、ドライアイ診断で使う自社開発の医療機器に関する販売代理店契約を、ドイツの機器製造エアメッド・プラス社と結んだ。日本から輸出し、エアメッド社が欧米の医療機関に売り込む。
 エコー電気の製品は、東京電力福島第1原発事故からの復興に向けて医療機器産業の集積を進める福島県の支援を受けて開発。県が支援した県内企業の医療機器関連製品としては初の輸出実現となる。
 製品名は「ストリップメニスコメトリチューブ」。長さ8.5センチのチェッカーを眼球表面に付けて涙液の量を測定する。従来の方法が5分程度を要したのに対し、5秒で済む。
 エアメッド社は介護ベッド製造などを手掛け、17カ国に販売網を持つ。エコー電気の製品は今後5年間で、50個入り計約5万セットをドイツ国内やアメリカ、カナダの医療機関などへ販売する予定。
 県が2014年10月、県内で開いた医療機器の展示会にエアメッド社を招き、今回の契約につながった。
 白河市で26日にあった契約締結式で、エコー電気の宮坂静子社長は「販売ネットワークに期待している。築いた信頼関係を続けたい」と話した。エアメッド社のビルガー・ニスペル最高経営責任者は「製品はイノベーションの結晶。世界中に届けたい」と語った。


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2016年10月27日木曜日


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