宮城のニュース

<小池都知事>五輪ボート長沼含む複数案示唆

インタビューに答える小池都知事=東京都庁

 東京都の小池百合子知事は27日、河北新報社のインタビューに応じ、2020年東京五輪・パラリンピックのボート、カヌー・スプリント競技会場の整備計画見直しについて、湾岸地域に整備する「海の森水上競技場」のほか、宮城県長沼ボート場(宮城県登米市)への変更を含めた複数案を国際オリンピック委員会(IOC)などに提示する意向を示唆した。
 小池知事は11月に予定される都とIOC、大会組織委員会、政府による4者協議に向けて「いくつか案が絞られてきている。五輪の主催者であるIOCとの連携を大切にしながら、協議を進める」と語った。
 「海の森」から変更する場合の候補地として10月15日に視察した長沼ボート場に関しては、「『復興五輪』は重要なキーワード。(選手村の宿泊施設として)仮設住宅が有効活用されるのはメッセージになる」と評価。地元の熱心な誘致活動に触れ「そうした思いが(IOCなどとの協議の場に)しっかり伝わることを期待している」と語った。
 一方で「東京は開催地であり、主催はIOC」と繰り返し、IOCの意向を重視する姿勢を強調した。
 東京五輪・パラリンピックの開催費を検証する都の調査チームは9月、「海の森」など3会場の見直しを小池知事に提案。今月20日、ボート、カヌー・スプリント競技会場について(1)建設コストを削減して「海の森」を整備(2)仮設施設として「海の森」を整備(3)長沼ボート場に会場変更して整備−の3案をまとめた。


関連ページ: 宮城 政治・行政

2016年10月28日金曜日


先頭に戻る