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佐川急便従業員の自殺 労災認定

 2011年に自殺した佐川急便東北支社仙台店(仙台市宮城野区)の男性従業員=当時(22)=の遺族(岩手県宮古市)が、労災を認めずに遺族補償一時金などを不支給とした仙台労基署の処分取り消しを求めた訴訟の判決で、仙台地裁は27日、「自殺は上司の嫌がらせが原因」として処分を取り消した。
 大嶋洋志裁判長は「男性は上司からエアガンで撃たれたり、唾を掛けられたりするなど暴行や嫌がらせを受け、うつ病を発症した」と述べた。
 判決によると、男性は10年3月に佐川急便に入社。男性上司から日常的に注意や暴行、嫌がらせを受けてうつ病を発症し、11年12月に自宅で自殺した。
 遺族は労災遺族補償一時金などの支給を請求したが、仙台労基署は12年12月、「死亡が業務によるものとは認められない」として労災を認めず、補償金を支給しない決定をした。


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2016年10月28日金曜日


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