岩手のニュース

<台風10号>道路や漁港6カ所 震災復興遅れ

 8月末の台風10号被害の影響で、岩手県内の東日本大震災の復興工事6カ所に最長で1年半の遅れが生じることが27日、県のまとめで分かった。影響が出るのは道路2カ所と漁港4カ所。土砂崩れで道路が寸断されたり、高波で漁港の防波堤が壊れたりした。
 県道田野畑岩泉線(田野畑村)は豪雨により道路脇の斜面が崩れ、工事のやり直しが必要になった。当初の完成予定は9月末だったが、2017年度末まで1年半遅れる。国道340号和井内道路(宮古市)は台風で工事が中断したため、工期が6カ月延び、完成は17年9月末の見通し。
 漁港では、整備中だった防波堤や船揚場の一部が高波で壊れる被害があった。机漁港(田野畑村)と野野前漁港(大船渡市)がともに1年、小鳥谷漁港(山田町)が9カ月、三鏡(さんきょう)漁港(陸前高田市)が3カ月完成がずれ込む。
 完成時期は12月末を見込む三鏡漁港を除き、いずれも17年度内となる見込み。
 県はまた、復興関連工事の進行を集約した「復旧・復興ロードマップ(工程表)」を改訂。台風10号の影響のほか、工法の変更などにより、漁港や防波堤、災害公営住宅など計42カ所で完成が1〜2年遅れる。
 災害公営住宅は9月末までに整備予定の5694戸の72%に当たる4126戸が完成した。着工数は4780戸で着工率は84%。


関連ページ: 岩手 政治・行政

2016年10月28日金曜日


先頭に戻る