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<ベガルタ>藤村ボランチで勝負

素早い動きでボールを奪おうとする藤村(右)=28日、仙台市の泉サッカー場

 藤村が三田に代わって、ボランチを務める可能性が高い。同位置での先発出場は、6月25日の第1ステージ最終節磐田戦以来となる。「久々のボランチだが、ミスはしない。前線の選手に信頼されるようなプレーをする」と気合を入れた。
 約4カ月ぶりのボランチだが、不安はない。27日の紅白戦では、精度の高いクロスで好機を演出する傍ら、相手の球際に厳しく寄せて危機の芽を摘んだ。「攻守の素早い切り替えを意識して試合に臨みたい」と、イメージを膨らませる。
 ボランチで先発した3月の前回対戦は、1−2で競り負けた。「攻撃が単調になってしまった」と反省する。この試合以降、FWやサイドバックで先発し、プレーの幅を広げた。「いろいろな位置を経験し、どう動けば味方が攻撃しやすくなるか分かった」。同じ過ちは繰り返さない決意だ。
 今季は複数のポジションを的確にこなし、負傷者続出のチームの危機を救った。渡辺監督に「サッカーIQ(知能指数)が高い」と褒められるまで成長したが、本人は満足していない。
 「やはり(本職の)ボランチで結果を残したい。アピールするチャンスなのは間違いない」。藤村にとって、大事な一戦となる。
(狭間優作)


2016年10月29日土曜日


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