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<入試のツボ>大学志望なら挑戦を

◎中学受験(1)

 本県で中学受験を目指す子どもたちは、首都圏に比べるとまだまだ少数派。それでも県内に公立中高一貫校が開校して以降、保護者の間に以前より早い段階から子どもの将来を考えようという意識が高まっているようだ。
 中学の志望校決定では、その先にある大学進学や就職を念頭に、より良い環境で生活できる学校を選ぶ保護者が大半だろう。
 開校初年度の入試倍率が約15倍だった仙台二華中・高では今春、1期生8人が最難関の東大に現役合格した。中高一貫教育の成果であり、難関大を目指す上で中高一貫校の存在感は今後ますます高まっていく。
 現在、小学生以下の子どもたちは、2020年度に導入される新制度で大学入試を受けることになる。
 これまでは暗記や問題演習をこなして知識を増やせば高得点も可能だったが、20年度以降の大学入試は、思考力や判断力、表現力が要求される。中高一貫校の適性検査もこうした力を重視している。
 そこで、将来、子どもの大学進学を考えている保護者には、ぜひ中学受験を勧めたい。ただし「合否にとらわれないこと」が前提だ。大学受験に必要な力を身に付けるための中学受験と考えてほしい。
 たとえ中学受験が不合格であっても東大に現役合格した生徒はいる。中学受験を経て備わった力は将来、きっと発揮されるときが来るはずだ。(進学プラザグループ俊英四谷大塚・高岡知範統括責任者)


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2016年10月29日土曜日


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