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<山元・旧中浜小>住民に保存計画案説明

 東日本大震災で被災した山元町の旧中浜小を震災遺構として保存する計画を進めている町教委は29日、住民説明会を開き、校舎内部の一部を公開する計画案の中間報告を示した。
 旧中浜小は鉄筋2階で、延べ床面積約2300平方メートル。計画案では1、2階の計約600平方メートル、屋上の約50平方メートルを公開する。大津波襲来時に児童ら90人が避難して助かった屋上の屋根裏倉庫は外側から見学できるよう壁に窓などを設置することを検討している。
 説明会には住民約10人が参加。「維持費用を明示して住民理解を得ることが必要だ」などの意見が出た。
 計画案は、住民らでつくる町震災伝承検討委員会の提言や、旧中浜小の関係者らが参加して行われたワークショップなどを基に練られた。町は本年度中に整備費や維持費を算定した上で、最終的な保存計画を町議会に示す。
 旧中浜小は海岸から400メートルに立地。県南部に残る唯一の本格的な震災遺構として注目されている。

校舎内部の一部を公開する計画案が示された住民説明会


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2016年10月30日日曜日


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