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20代女性タクシー運転手奮闘 評判上々

タクシー運転手になって間もなく半年の鈴木さん

 仙台市内のタクシー会社で、20代の女性乗務員が活躍している。今年4月入社した鈴木友梨さん(25)=太白区=はその一人。中高年男性が主体の業界で20代の若手は珍しく、しかも女性とあって注目を浴びる。

 鈴木さんが勤務するのは日交タクシーを運行するグリーンキャブ仙台支社。県内最大手の同社は乗務員約400人を抱えるが、うち女性は10人に満たない。今春、鈴木さんのほかに26歳の女性も入社し、ともにハンドルを握る。
 「女性採用を積極的に進めているが、20代女性は2人が初。仙台を含め東北でも初めてではないか」と同社。県タクシー協会も「業界では人材確保やサービス向上の観点から大卒や新卒を積極採用する動きが出ているが、東京の一部大手に限られるのが実情。地方では難しく、男女とも20代はほとんどいないだろう」と話す。
 横手市出身の鈴木さんは2年前に仙台で就職。「地図を見て、ドライブや旅行をするのが好き。タクシー運転手へのあこがれもあった」と転職した。
 大学時代に普通免許、入社後すぐに会社の助成で2種免許を取った。5月にデビューし、間もなく半年になる。
 乗客にも評判で、道に不案内でも親切に教えてもらったり、お茶や菓子の差し入れを受けたりすることもある。鈴木さんは「多くのお客さまを乗せ、的確にお届けできるよう頑張る」と業務に励んでいる。


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2016年10月30日日曜日


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