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<三陸沿岸道>復興への連携 太く密に

一般車両の通行が始まった志津川IC。開通直後のにぎわいを地元住民も見守った=30日午後3時50分ごろ

 国が復興道路と位置付ける三陸沿岸道の三滝堂(宮城県登米市)−志津川インターチェンジ(IC、宮城県南三陸町)間が利用開始された30日、志津川IC近くで開通記念式典があり、出席者は東日本大震災からの復興加速化や経済再生効果を期待した。
 式典には南三陸町や登米市、国土交通省の関係者ら約300人が出席。安倍晋三首相は「震災から5年7カ月。仙台から南三陸町まで三陸道がつながり、水産業の発展など地域の復興創生が期待できる」と祝辞を述べた。
 佐藤仁南三陸町長は「復興はまだ途上だが、三陸道が後押ししてくれる。交流人口増を目指す町の発展につながる」、布施孝尚登米市長は「市と南三陸町の心理的距離が縮まった。より連携を深められる」とあいさつした。
 会場では登米市の佐沼高吹奏楽部が演奏、南三陸町の入谷打囃子(うちばやし)は笛や太鼓の音を響かせた。関係者の祝賀パレードに続き、午後3時半に一般車両の通行が始まった。
 三滝堂−志津川IC間は2011年度着工。15年度開通予定だったが、同年9月の宮城豪雨に伴うのり面補修工事で延期された。志津川−南三陸海岸IC(仮称)間の3キロは16年度中に開通、20年度までに気仙沼港IC(同)まで延伸される計画。


2016年10月31日月曜日


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