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<アングル宮城>港町の繁栄伝える

【陽光】窓ガラスから陽光が差し込む市公民館本町分室の大講堂。天井(高さ9.7メートル)は逆さ懸垂曲線の集成材建築で、全国的にも貴重とされる

 宮城県塩釜市は「歴史が地層のように積み重なる街」と呼ばれる。明治初期に建てられた旧えびや旅館、大正13(1924)年建築の旧亀井邸、昭和26(1951)年完成の市公民館本町分室の三つの建物は、港町の繁栄を今に伝える歴史的建造物だ。
 旧えびや旅館と旧亀井邸は、取り壊される寸前に地元のNPO法人が歴史的価値を訴え、保存につながった。市公民館本町分室は改修されて杉村惇美術館として生まれ変わった。
 古い建物はすぐに壊される昨今。明治−昭和の雰囲気を残す建物を訪ねる旅は魅力的だ。12月末までスタンプラリーが開催されている。(塩釜支局・山野公寛)


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2016年10月31日月曜日


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