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<大川小訴訟>石巻市長「生存教諭の尋問を」

 震災当時、宮城県石巻市大川小にいた教職員11人の中で唯一、生き残った男性教務主任について、亀山紘市長は30日の市議会臨時会で「当時の記憶を呼び戻してもらい、証人として出廷してほしいとの思いはある。今後、医師と相談したい」と述べ、控訴審で証人尋問を求める考えを明らかにした。
 教務主任が公の場で発言したのは2011年4月9日の保護者説明会の1度きり。震災後、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症し、休職している。
 亀山市長は閉会後の取材に「災害時のことをよく分かっており、できれば証言してほしい」としつつ、訴訟外で説明の場を設けることには「病の中にある」と慎重姿勢を示した。
 教務主任の尋問を巡っては、原告の遺族側が「児童の最期を究明する唯一の手段」と尋問を求めたが、市側は反対し、地裁が見送った。


2016年10月31日月曜日


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