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<台風10号>手掛かり求めて 岩泉合同捜索

流木を取り除きながら手掛かりを捜す署員ら

 台風10号豪雨が岩手県内を襲ってから2カ月となる30日、県警と消防、地元消防団はいまだ2人が行方不明となっている岩泉町の安家(あっか)川で合同捜索を行った。「何とか家族の元に帰してあげたい」と総勢約50人が手掛かりを捜した。
 3班に分かれて実施した捜索には、災害救助犬も導入。署員らは同町安家の年々口橋付近を中心に、大量に残された流木をチェーンソーなどで取り除きながら安家川流域の約14キロを見て回った。人が立ち入れない場所は、上空からヘリコプターで確認した。
 町消防団の漆畑竹男第8分団長(64)は「団員には地域の仲間のためにという強い思いがある。何か一つでも手掛かりを見つけてあげたい」と話した。
 岩泉署は週に数回の捜索を続けているほか、今後も月命日を中心に大規模な合同捜索を実施する方針。同署警備課の及川亮課長(38)は「2カ月がたったが、まだ捜せていない所もある。消防団などの応援をもらいながら捜索を続けていきたい」と強調した。
 岩手県内では台風10号豪雨で20人が死亡。3人が行方不明となっている。


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2016年10月31日月曜日


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