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<長沼ボート場>宮城知事「都の対応疑問」

 東京五輪・パラリンピックのボート、カヌー・スプリント会場の代替地に挙がる県長沼ボート場(宮城県登米市)を巡り、大会までに整備が間に合わないとする検証結果を東京都の担当部局がまとめたことに関し、村井嘉浩知事は31日の定例記者会見で、「県に具体的な問い合わせはなかった。非常に疑問を感じる」と不快感をあらわにした。
 都の検証は、(1)工事を急いでも完成は大会後になる(2)土地買収や環境影響評価(アセスメント)に時間がかかる−など長沼開催に否定的な見方を示した。村井知事は「都の調査チームによる結果ではない。長沼に決めてもらえれば準備する自信がある」と反論した。
 都や国際オリンピック委員会(IOC)などによる4者協議が1日にも始まる。村井知事は「県に説明する機会を与えてほしい。公明正大に議論し、国民誰もが納得する結論を出してもらいたい」と訴えた。
 物質構造を原子レベルで解析する次世代の大型放射光施設の建設に向け、文部科学省が本格的な検討に入ることについては、村井知事は「(東北への建設実現は)今年の政府要望でも最重点項目だった。非常に大きな一歩だ」と評価した。


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2016年11月01日火曜日


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