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<東京五輪>ベラルーシ新体操 合宿誘致へ

協議会関係者との夕食会に臨んだマカロワさん(中央)=10月下旬、柴田町のホテル

 2020年東京五輪・パラリンピックの事前合宿の招致を目指す宮城県白石市と同県柴田町、仙台大(宮城県柴田町)による推進協議会は、当面の狙いをベラルーシの新体操選手団に定めた。仙台大と同国出身者との縁を生かし、誘致実現に向けた活動を展開している。
 10月下旬、柴田町内のホテルで協議会の関係者ら15人が夕食を共にした。中心に座ったのは、2009〜11年に仙台大で新体操のコーチを務めたベラルーシ出身のマリア・マカロワさん(34)だ。
 冒頭、佐々木徹副市長が「マカロワさんのご尽力で誘致できるようお願いしたい」とあいさつ。滝口茂町長も「町に外国人観光客が増えている。スポーツでも国際交流を進めたい」とアピールした。出席者によると、白石市や仙台大の体育施設を視察したマカロワさんは「環境が整っており、新体操の合宿がやりやすい」と話したという。
 協議会は、現在、ベラルーシの国立体育スポーツ学院の教員を務めるマカロワさんの人脈で誘致を働き掛ける戦略。10月中旬には国際体操連盟の総会があった東京で、同国新体操代表のヘッドコーチに協議会の思いを伝えることもできた。
 ベラルーシ・ミンスク市と姉妹都市関係にある仙台市や宮城ベラルーシ協会の側面支援にも期待する。
 ただ、ベラルーシの新体操選手団の誘致では、福島市などのライバルもいる。また、リオデジャネイロ五輪では母国から比較的近いイスラエルで事前合宿を実施しており、開催国で行われるかどうかまだ見通せない状況が続いている。
 協議会の会長で、仙台大を運営する朴沢学園の朴沢泰治理事長は「国際交流を深めて地域貢献を果たすためにも、ベラルーシとの縁がうまく実を結べばうれしい」と願う。


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2016年11月01日火曜日


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