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<東北大>腎臓病と酸化ストレスの関係解明

 東北大東北メディカル・メガバンク機構の山本雅之教授(医化学)、祢津(ねづ)昌広助教(内分泌内科)らの研究グループは「酸化ストレス」が慢性腎臓病の原因になることを解明したと発表した。
 酸化ストレスは、細胞を傷つける分子が細胞内にたまった状態。心不全や敗血症、腎移植などで腎臓に過剰出現すると急性腎障害を起こす。
 研究グループは、酸化ストレスを除去できる特定のタンパク質を活性化させたマウスを使い、腎臓への血流を止めて急性腎障害の状態を再現したところ、病状の進行が抑えられた。普通のマウスでは、2週間後に慢性腎臓病へと進行した。
 また、急性腎障害を起こしたマウスに特定のタンパク質を活性化させる薬剤の投与を試みた。5日以内の投与では慢性腎臓病への進行が抑えられたが、7日目以降では改善が見られなかった。祢津助教は「腎障害が起きてからでも早期治療が有効と分かった」と話した。


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2016年11月01日火曜日


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