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シニアに寄り添い20年 双方向フリペ盛ん

パソコンで組んだ11月号を確認する千葉さん

 仙台圏のお年寄りに役立つ地域情報を満載した月刊フリーペーパー「みやぎシルバーネット」が、10月末発行の11月号で創刊20周年を迎えた。取材から配達、広告の営業まで全てを1人で手掛ける編集発行人の千葉雅俊さん(55)=仙台市青葉区=は「情報を一方的に伝えるだけでなく、読者参加型のより良い紙面作りを目指したい」と今後を見据える。
 シルバーネットはタブロイド判8ページ。健康や福祉を主なテーマに、高齢者の暮らしを支える公共施設や地域団体の紹介、イベント情報などを掲載する。仙台市全域と名取、岩沼、多賀城3市の一部の公共施設や病院、スーパーなど計276カ所で配布している。
 通算240号となった11月号では、お年寄りの親睦組織として約170のクラブ活動を展開する宮城県年金協会(青葉区)を巻頭で特集。創刊時からある川柳の読者投稿欄は当初、応募が月3通程度だったが、今では毎月200通ほども届く人気コーナーに成長した。
 「30代前半でタウン誌の編集に携わった経験を生かし、まだ珍しかった高齢者専門の情報紙を作ろうと考えた。自分の将来の予習になればいいという思いもあった」と千葉さんは創刊時を振り返る。1996年11月の第1号から毎月休まず発行を続け、高齢化社会の中で部数は1万部から3万6000部に伸びた。
 29日午後2〜4時には、20周年記念式典を青葉区の市シルバーセンターで開く。千葉さんが読者との交流秘話を講演で紹介するほか、川柳の名物投稿者が登壇したり会場全体で歌謡曲「青い山脈」を合唱したりして節目の年を祝う。参加無料。定員306人。連絡先はみやぎシルバーネット022(274)1004。


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2016年11月01日火曜日


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