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<東光鉄工>噴石防ぐシェルター開発

開発中の防災シェルター

 金属加工を手掛ける東光鉄工(秋田県大館市)は、火山の噴石などに対応できる金属製の防災シェルター(一時避難場所)の開発を進めている。完成状態で空輸することで現地での工期を短縮し、設置費用を抑えられる。来年1月ごろに受注生産を始める。
 設置場所の傾斜や火山ガスの有無、収容人数などに応じて材質や寸法を変えて製造する。約30人を収容できる鉄鋼製(間口3メートル、奥行き5メートル)の場合、重量は約2トン。本体価格は300万円前後を想定している。ヘリコプターでつり上げて輸送する。
 設置場所として想定する火口周辺や登山ルートの多くは国定公園などの指定を受けている。周囲の環境や景観を壊さないよう、外側に土のうを積み上げて植物を植え付けたり、自然の岩を積み上げたりすることもできる。
 虻川東雄社長は「2年前の御嶽山噴火を見て、小規模なシェルターを数多く設置できれば多くの人命を守ることができると考えた。秋田をはじめ東北各県に売り込みたい」と話す。


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2016年11月01日火曜日


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