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<山形新幹線>携帯電話「不感区間」解消を

 山形新幹線の福島−米沢間(40.1キロ)と大石田−新庄間(21.7キロ)の大半が、携帯電話が通じにくい「不感区間」となっていることについて、吉村美栄子山形県知事は31日の定例記者会見で「東京五輪・パラリンピックが開かれる2020年までに不感区間が解消されるよう、オール山形で政府に働き掛けていきたい」と述べた。
 県によると、福島−米沢間に上下計22本、大石田−新庄間に上下計4本のトンネルがあり、トンネル内やその周辺で携帯電話やスマートフォンが通じにくい。
 時間にすると、福島−米沢間では所要時間約35分中30分間程度、大石田−新庄間では約15分中10分間程度になるという。
 不感区間を解消するには、携帯電話の基地局の整備、トンネル内での光ファイバーの設置などにより「電波遮蔽(しゃへい)対策」を講じる必要がある。県は今年5月と10月、早期の対策を求めて国などに要望してきた。
 総務省は20年までに全国の新幹線における不感区間を解消する方針を示し、17年度予算の概算要求に関連事業費として約93億円を盛り込んだが、山形新幹線での対策工事の具体的な見通しは立っていない。
 吉村知事は「地方創生の実現に向けた重要課題。不感区間は不快区間になっており、何としても解消していただけるよう引き続き取り組んでいく」と話した。


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2016年11月01日火曜日


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