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<帰還困難区域>双葉駅西で除染始まる

 環境省は31日、東京電力福島第1原発事故で帰還困難区域に指定されている福島県双葉町のJR双葉駅西地区で除染を開始した。対象は約40ヘクタールで、来年3月の完了を目指す。帰還困難区域での面的な除染は、大熊町下野上地区(約95ヘクタール)に次いで2カ所目。
 駅西地区は民家や町営住宅、東電社宅、農地などがある。町によると、地権者ら関係者は約240人。所有者の意向に応じ、荒廃家屋の解体も実施する方向で調整している。事業費は約465億円。
 双葉町は長期ビジョンなどで、駅西地区を新市街地に設定。年内に策定する第2次復興まちづくり計画では、町民用や就業者用の住宅エリア、複合施設の整備を盛り込む方向で検討している。
 国は帰還困難区域について、除染とインフラ整備を一体的に実施する「復興拠点」を設け、5年後をめどに避難指示解除を目指す。双葉町は今後、駅西地区を含む区域で復興拠点整備計画をつくり、国に認定を求める方針。


2016年11月01日火曜日


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