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<チーム蔵王町>外国人誘客台湾に照準

 宮城県蔵王町は訪日外国人旅行者(インバウンド)の誘客を図ろうと、台湾に狙いを定めた。官民有志で結成した「チーム蔵王町」が10月から3カ月連続で3回訪台し、樹氷やスキー、温泉といった冬の観光の売り込みに力を入れる。
 チーム蔵王町は町や町観光物産協会、遠刈田温泉などの関係者で構成。第1弾として3人が10月中旬、台北市を訪問し、約20の旅行会社に営業をかけた。
 11月は4〜7日に行われる台北国際旅行博にブースを出し、主に個人旅行の商談に臨む。12月上旬には台中、台北両市で開かれる「東北プロモーションin台湾」に白石、山形、上山3市と共同参加。観光セミナーや情報交換会などを通し、蔵王連峰や山寺といった蔵王を巡る「環蔵王」の観光資源をPRする。
 町によると、町内に宿泊した外国人観光客は東日本大震災の前には1万人を超える年があったが、昨年は約2400人。昨年は蔵王山への火口周辺警報の発令も重なり、苦戦が続く。
 台湾は親日家が多く、最寄りの仙台空港からは仙台−台北線が毎日運航されていることから、町単独を含めた誘客活動の強化に乗り出した。国の「東北観光復興対策交付金」を活用し、事業費は約1200万円。
 町農林観光課は「雪を楽しめる蔵王の名前をアピールし、東北に目を向けてもらうのが第一。チーム蔵王町の取り組みでノウハウを蓄積し、台湾の観光客にとって魅力的な旅行プランを練りたい」と話す。


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2016年11月02日水曜日


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