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<五輪会場変更>複数案は「IOC会長の要請」

都政改革本部の会合で、発言者の意見を聞く東京都の小池百合子知事=1日、東京都庁

 小池百合子東京都知事は当初、ボート、カヌー・スプリントの会場候補地を10月中に1カ所に絞り込む方針を表明したが、最終的には複数案を都の提案とした。
 小池氏は1日の都政改革本部の会合終了後、報道陣に「バッハIOC会長の『都で決め打ちしないでほしい』という要請に応えるために複数案にした」と改めて説明。宮城県長沼ボート場を代替案に挙げた際に示した「復興五輪」を強調することはなかった。
 IOCや大会組織委員会は長沼に変更する案に否定的で、4者協議でも長沼案に厳しい意見が出そうだ。
 東京五輪・パラリンピックの調査チームを統括する上山信一特別顧問(慶大教授)は、会場見直し案について「現行計画を変える余地があるかという観点からの調査。大会後のレガシー(遺産)と費用対効果にも焦点を当てた」と説明した。
 長沼ボート場へ変更した場合の用地買収などの作業見通しを巡り、上山氏は10月の現地視察で村井嘉浩宮城県知事から「用地はほとんど県有地で、民間の土地もほぼ問題ない。他の手続きも五輪に間に合う」と説明を受けたことを挙げ、「われわれもそういう認識だ」と述べた。


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2016年11月02日水曜日


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