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<楽天>梨田監督 鬼になる

オコエ(手前)の走塁練習を見守る梨田監督

 2年目の秋季キャンプに臨んだ梨田昌孝監督は「殻を破る」をテーマに掲げ、実戦を意識した練習を多く取り入れた。「レギュラーを確約する選手はいない。一度剥奪し、横一線でスタートする」とチーム内の競争をあおった。
 実戦形式を増やしたのは、投手陣は無駄な四球が、野手陣は守備走塁のミスが多かったという今季の反省を踏まえた。「目からうろこが落ちる体験を」と一風変わった練習を多く取り入れた、就任直後の昨年とは違った様相を見せている。
 自然と緊張感が高まった。投手、内野の守備連係練習でミスが出ると、選手同士で「集中しろ」などと注意し合う場面も。「ミスを次に生かすことが大事。選手自らが考え、準備しないといけない」と強調する。
 チームの課題に挙げたのは盗塁で、初日の練習にも組み込まれた。今季は両リーグ最少の56にとどまったが、来季は80〜100を目指すという。島内宏明と茂木栄五郎にそれぞれ20盗塁を、その他の選手は各3の上積みを求める。「相手にプレッシャーを与えたい」と狙いを語る。
 「雷を落とすことも? 当然あるだろう」。シーズン中、怒りをあらわにする場面はほぼなかった監督。2年目は勝負に徹し、心を鬼にする覚悟を示す。(佐藤理史)


2016年11月02日水曜日


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