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<ほっとタイム>街の顔人と人つなぐ

「KITAKITA」の前に立つ柳原さん。かつての「街の顔」は再び人が集う場になった

◎北秋田にコミュニティースペース

 秋田県北秋田市の秋田内陸縦貫鉄道鷹巣駅前に立つ築70年の「河哲商店」の一部が、コミュニティースペース「KITAKITA(キタキタ)」として再出発してから1年がたった。木造2階の建物の1階に設計事務所を構える柳原まどかさん(32)が運営し、来訪者を温かく迎える。
 2013年8月に東京からUターンした柳原さんは、アートプロジェクト「ゼロダテ」鷹巣事務所のスタッフを務めた。15年3月の事務所撤退に伴い、河哲商店の一部を借りて独立。1人で4カ月をかけて内外装をリフォームした。事務所の名称「KITAKITA」を引き継ぎ、音楽イベントや会合のほか、鉄道の利用客が立ち寄る場にもなっている。
 半世紀前、河哲商店には鮮魚店や食肉店、美容室などがあり、買い物客でにぎわったという。装いと中身を変えたかつての「街の顔」に、再び人が集うようになった。
 柳原さんは「KITAKITA」の役割をこう表現する。「人と人とをつなぐ『のりしろ』なんです」
(秋田総局・渡辺晋輔)


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2016年11月02日水曜日


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