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<大川小訴訟>遺族、控訴断念を県議会に要望

校舎の保存が議論されている大川小=宮城県石巻市

 東日本大震災の津波で死亡・行方不明となった石巻市大川小の児童23人の19遺族が市と県に損害賠償を求めた訴訟で、原告の遺族が2日、控訴方針を決めた村井嘉浩知事に対して控訴断念を呼び掛けるよう求める要望書を県議会の全会派に提出した。
 遺族数人が県議会棟を訪問し、各会派の議員らに要望書を手渡した。要望書では「県議会の承認を経ずに控訴する意向を示したことは残念だ。正確な事実を踏まえて判断してほしい」と村井知事の決定を批判し、「知事が控訴を断念するよう取り計らってほしい」と求めている。
 県議会のみやぎ県民の声と共産党県議団は同日、村井知事から説明を聞く4日の全員協議会終了後、傍聴した遺族を交えて意見交換会を開く方針を固め、全会派に参加を呼び掛けた。


2016年11月03日木曜日


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