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<楽天>3割復帰へ銀次燃える

ロングティー打撃に取り組む銀次=マスカットスタジアム

 銀次内野手が巻き返しに燃えている。今季は持ち前の巧打が影を潜め、4季ぶりに打率3割に届かなかった。「3割打ってのプロ野球選手だと思う。3割は本当に最低限の目標」と強い決意を示す。
 2日は全体練習後にみっちり1時間、フリー打撃とティー打撃を行い「2日目で(疲労が)ピーク」と苦笑いを浮かべた。8月末に右太ももを痛め、一時戦線を離脱したこともあり「しっかり振り込んで、けがをしない強い体にする。一から鍛え直す」とハードな練習を課している。
 今季は開幕直後から波に乗れなかった。打率2割台前半にとどまり、6月中旬に2軍降格を経験した。厳しい内角攻めを受けた影響などで、打撃フォームが崩れたのが要因。「バットに当てる意識が強くなり過ぎて、スイングが小さくなった」。同じ失敗を繰り返すまいと、今キャンプは「体を大きく使い、強いスイングを心掛けている」。
 「定位置争いは横一線」と競争を促す梨田監督の方針に対して、「レギュラーは渡さない。他の選手に負ける気はしない」と力を込める。2012年以降、主力として活躍してきた自負心をのぞかせる。
 球団創設時から在籍した牧田の退団により、2006年入団の銀次は青山らと共にチーム最古参となった。「選手一人一人が『俺がやる』という気持ちを持てば、いい結果は出る。若手を引っ張りたい」。29歳で迎える12年目の来季も、チームの先頭に立つ。(佐藤理史)


2016年11月03日木曜日


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